11 Nov 2019
北口商店街を抜けて、1本ヨコにそれた場所にある昔ながらの中華料理屋さん。カウンター6席のこじんまりしたお店で、味のあるご夫婦が営んでおられます。
今は終わってしまったテレビ番組、フジテレビ系列「とんねるずのみなさんのおかげでした」の都内の汚いけれど美味しい飲食店を紹介するコーナー「汚なシュラン」にて登場したお店です。
やまちゃんは地元のお父さんたちに愛されているお店で繁盛店。昼間からビールと野菜炒めという組み合わせでタバコをふかしているおじいさんがくつろいでいる光景をよく見ます。たまに並びが出ていたてビックリ。モロに下町的で男臭する店内。最初は居心地が悪いと思いますが、懐に入ってしまえばこれほど居心地がいい店もないという不思議な感覚です。
まず、どこから入ればいいのかわからない店内。一応、わきの開き戸から出入りするのが正解っぽいです。着席すると水出しのお茶を出されます。正直言って、濁っていて美味しそうじゃない。(笑)でも普通に美味しいのでご安心ください。
やまちゃんのオススメ料理は、ずばり「炒め全般」。大将が中華鍋を振るう料理はどれも旨い。劇的に素材がうまいというわけではないのですが、火入れの加減がちょうどよく、熟練の味を感じます。
一応、やまちゃんクッパという名物メニューはあるのですが頼んでいる人を見たことはありません。私は頼みましたが普通のクッパでした。ここでは炒め系を食べるのが吉ですね。
写真は中華丼¥750
大き目の野菜がゴロゴロ。そしてアツアツの餡。少し薄めの味付けが妙にハマっていて、食べていて飽きません。一度行くと、しばらくはいいかなと思うのですが、しばらくするとやまちゃんが恋しくなるのが不思議。
こちらはジャージャー麺¥750 冷たい麺に、甘辛く味付けされたひき肉の餡がのります。山ちゃんのジャージャー面は甘味が強めで玉ねぎ大き目。夏にいい。
そして店内の壁には当時のテレビ出演者のサイン。木梨憲武さんがコーナー内でやる名物の「ペレサイン」壁に本当に直筆されています。